同じ文言の選択肢を違うものとして利用する方法(選択肢末尾に識別子[#●]を付けて回答を出し分ける設定)
ChatPlusでは、選択肢の末尾に異なる記号[#●]を付けることで、同じ文言をシステム上で異なるものとして認識させることが可能です。
※[#●]の、[#]は半角、●は任意の文字列(半角英数字のほか全角も可)の形式で入力します。
1. できること
- ユーザーが「はい」または「いいえ」と発言した際に、そのシチュエーションに適したメッセージを表示する
- ユーザーが「A商品について知りたい」→「値段を知りたい」と発言した際に、A商品の値段を表示する(商品ごとに異なる値段を表示可能)
- ユーザーが「一つ前に戻る」と発言した際に、シチュエーションに適した箇所に戻る
2. 設定方法
2-1. チャットボットの場合
(1) 管理画面右上の設定ボタンをクリックします。

(2) 画面左「チャットボット」>「チャットボット」をクリックします。

(3)「+自動応答を追加」ボタンをクリックします。

(4)任意の発言を入力した後、「選択肢を追加」にチェックを入れ、選択肢を入力します。
その際、「一つ前に戻る[#1]」のように、選択肢末尾に[#●](#は半角、●は任意の文字列:半角英数字のほか全角も可)を入力します。

※[#●]の部分は、訪問者(ユーザー側)には表示されません。
■ユーザーに表示される画面

(5)「ユーザーの発言が一致」「一つ前に戻る[#1]」のルールで起動するチャットボットを作成します。

以上の設定を行うことで、お客様の画面では同じ「一つ前に戻る」等の表示でも、クリックした際にそれぞれのシチュエーションに適したメッセージが表示されるようになります。
2-2. チャットボット+の場合
(1) 管理画面右上の設定ボタンをクリックします。

(2) 画面左「チャットボット」>「チャットボット+」をクリックします。

(3)「パーツ追加」をクリックします。

(4)「パーツ名」「概要」を入力します。
※画面右上のIDの欄は空欄で構いません。チャットボットプラス作成時に自動でIDが割り振られます。

(5)「ルールを追加」ボタンをクリックします。

(6)「表示ルール」の
一つ目のプルダウンから「訪問者の発言」をクリックして選択し、
二つ目の枠内に「一つ前に戻る[#1]」と入力し、
三つ目のプルダウンから「一致する」をクリックして選択します。

CSVファイルからチャットボットをインポートする際も、まずは通常と同様にメッセージを作成し、末尾に[#●](#は半角、●は任意の文字列:半角英数字のほか全角も可)を挿入すると、上記手順と同じ設定ができます。
※本機能はツリーエディタ、またLINE連携などの外部連携では使用できません。
