Kintoneと連携する方法
Kintoneと連携すると、チャット終了時に、チャットの履歴やチャットID、訪問者の各属性を、Kintone上の任意のレコードとして登録できます。
※ビジネスライトプラン以上でお使いいただけます。
※Kintone側でIPアドレス制限をかけている場合は連携はできません。
1.ChatPlus側の操作
1-1.契約が必要なプラン
KintoneはAPIが利用できるプランにしていただく必要がございます。
1-2.連携手順
(1) 管理画面右上の設定ボタンをクリックします。
(2) 画面左「外部連携」>「アプリ」をクリックします。
(3)「Kintone」をクリックします。
(4) 各項目を選択、またはチェックし、全て設定したら「連携を開始」ボタンをクリックします。
※「サブドメイン」とは、Kintoneを利用する際に、WebブラウザーでアクセスするURLに含まれる文字列です。
例えばURLが「https://test.kintone.com/」であれば、「test」部分がサブドメインです。
※「アプリID」とは、kintoneのアプリ画面を開き、「https://[サブドメイン].cybozu.com/k/」に続いて表示される末尾の数字です。
※「APIトークン」生成方法
① kintoneのアプリ画面を開き、「アプリ設定メニュー」>「カスタマイズ/サービス連携」>「APIトークン」をクリックします。
②「生成する」ボタンをクリックして、表示されたトークンをコピーします。
※フィールドコード確認方法
① kintoneのアプリ画面を開き、「アプリを設定」ボタンをクリックします。
② フィールドコードを確認したい項目にカーソルを合わせると、歯車のアイコンが表示されるので、カーソルを合わせ、「設定」ボタンをクリックします。
③ フィールドコードを確認します。
※編集ボタンをクリックすると、フィールドコードを変更できます。
2.注意点
Kintone上のレコードとして正確なデータを登録するために、チャット開始時と終了時の設定が必要です。
2-1.チャット開始時の設定
チャット開始時に、訪問者属性を削除し、リセットする必要があります。
以下で手順をご説明します。
(1) 管理画面右上の設定ボタンをクリックします。
(2) 画面左「チャットボット」>「チャットボット+」をクリックします。
(3)「パーツ追加」をクリックします。
(4)「パーツ名」「概要」を入力します。
※画面右上のIDの欄は空欄で構いません。チャットボットプラス作成時に自動でIDが割り振られます。
(5)「ルールを追加」ボタンをクリックします。
(6) 表示ルール1つ目のプルダウンから「チャットボットの発言」をクリックして選択し、2つ目の枠内に初回メッセージと同じ文字列を入力、3つ目のプルダウンから「含む」をクリックして選択します。
(7) アクションのプルダウンから「訪問者の属性を削除」をクリックして選択し、枠内にリセットする属性名を入力します。
(8)「更新」ボタンをクリックします。
2-2.チャット終了時の設定
Kintoneと連携すると、チャット終了時に、kintone上のデータに属性や履歴、チャットIDなどが入ります。
そのため、データを反映させたいタイミングで、チャットを終了にする必要があります。
ここでは例として、訪問者が「依頼を完了する」と発言したときに、チャットを終了する手順をご説明します。
(1) 管理画面右上の設定ボタンをクリックします。
(2) 画面左「チャットボット」>「チャットボット+」をクリックします。
(3)「パーツ追加」をクリックします。
(4)「パーツ名」「概要」を入力します。
※画面右上のIDの欄は空欄で構いません。チャットボットプラス作成時に自動でIDが割り振られます。
(5)「ルールを追加」ボタンをクリックします。
(6) 表示ルール1つ目のプルダウンから「訪問者の発言」をクリックして選択し、2つ目の枠内に「依頼を完了する」と入力、3つ目のプルダウンから「一致する」をクリックして選択します。
(7) アクションのプルダウンから「ステータス」を、追加して表示されたプルダウンから「終了」をクリックして選択します。
(8)「更新」ボタンをクリックします。
※チャットが終了すると、自動的にKintone側のアプリにレコードが登録されます。